ムラサキケマン、ウスバシロチョウの食草

ムラサキケマン

紫色の細い花がごちゃごちゃついた草が見られます。ケシ科キケマン属のムラサキケマンです。ケマン(華鬘)というのは仏壇の欄間などを飾る仏具の名前だそうです。1個の花は4枚の花弁から出来ています。4枚が組み合わさってなかなか複雑な形をしています。2年草で、1年目は小さくて花はつけず、2年目になって花をつけます。
ムラサキケマンはウスバシロチョウの重要な食草です。ウスバシロチョウは4月下旬から5月にかけて成虫が発生しますが、地面近くに生み付けられた卵は夏秋冬をそのまま過ごします。翌年の2月頃に小さい幼虫が出てきて、ムラサキケマンを探してその葉を食べて育ち、4月下旬に成虫になります。ムラサキケマンの成長に合わせた一生です。(よ)