リョウブの花

リョウブ
サクラ保存林入り口の、森のかんり室の前で、リョウブの花が咲いています(左写真)。枝先から長さ10-20センチの総状花序を出し、白い花が多数ついています。花期は6−8月で夏本番が最盛期です。樹木の花は春から初夏にかけて咲いてしまうものが多いので、夏に咲く花として庭木などにも使われるようです。
この写真ではいませんが、リョウブの花には、ヒョウモンチョウ類やベニシジミキタテハなど多くの種類のチョウが、蜜を吸いにやってきます。リョウブは幹の模様に特徴があり、樹皮が古くなると不規則な薄片になってはがれ落ちてまだら模様になります(右写真)。これはナツツバキによく似た模様ですが、普通に山で見かけるのはリョウブのほうが多いだろうと思います。
ツツジ目リョウブ科リョウブ属で、リョウブ科には南北アメリカ大陸やアジアに約60種が知られていますが、日本ではリョウブ1種のみが分布しています。北海道南部から九州まで山林に多く見られます。(よ)