ウソは染井吉野が好き?

ウソ
1月ですから寒い日も多いのですが、斜面の上方の日当りがよく暖かい場所には多くの小鳥が見られ、ウソも小さな群れで飛んでいます。喉と頬が淡いピンク色がオス(写真の上と下右)、淡い灰褐色がメス(写真の下左)です。国内では、夏期は中部地方以北の亜高山帯で繁殖し、秋から冬にかけて徐々に低地におりてきます。草木の芽や種子、昆虫などを食べ、サクラやウメなどのつぼみも食べます。
ウソはサクラの中でも’染井吉野’のつぼみが好きと言われることがあるようですが、多摩森林科学園には200種類以上のサクラ栽培品種を植栽していますので、’染井吉野’はさほど多いわけではありません。もし十分な時間があれば、ウソがどの種類のサクラのつぼみや花芽を好むのか、じっくり観察してみるとおもしろいかもしれません。(写:し、文:よ)

追記2013年6月7日:森林総研の東北支所では、2013年の春はウソによりおもに染井吉野で被害を受け、エドヒガンでも被害が見られたが、オオヤマザクラ、カスミザクラ、各種の八重桜は被害を受けなかったそうです(こちらを参照)。